遺産分割協議書→自分で作る
登記申請書→自分で作る
こちらの書類は自分で作ることができます。
ただ、一から作るのでは効率が悪すぎます。
そう、既に多くの雛形が検索エンジンを使えば拾えます。
雛形のリンク例をシェアしておきます。
相続会議:朝日新聞社運営のポータル
所有権移転登記申請書(相続・遺産分割):法務局に雛形があります。
なお作成する際にいくつか気をつけておくと良い点があります。
- 遺産分割協議を早めに始めておく
- 資産のリスト化をしておく
- 割印を忘れずに
1.遺産分割協議を早めに始めておく
相続人が多くいればいるほど、通常協議が難航します。いわゆる相続争いですね。
幸いウチは揉めることなくすんなり済みましたが、よく話し合いをしておきましょう。
大きいモノと小さいモノも含めしっかりと決めておくと今後後腐れなく対応できます。
2.資産のリスト化をしておく
遺産分割協議に先立つ部分かもしれませんが、資産のリスト化をしておきましょう。
大まかには、土地・建物の不動産と預貯金などの動産に分類すると良いでしょう。
ウチは以下の分類をしました。
- 土地
- 建物
- 預貯金(通帳ごと)
- 上記に記載されない財産価値が発生する物の所有権
最後の上記に記載されない財産価値が発生する物については、遺品整理をして見つかる資産価値が発生する古銭や宝飾品、中古屋などに持ち込んで換金可能なものを指します。
3.割印を忘れずに
ページが複数になる場合はそれぞれのページに割印をします。これにより、一続きの文書であるという証明になります。
最後に
おそらく個人で相続登記を多数経験することは稀でしょう。
慣れない単語や文書に苦労しながら、ここまで全ての資料を準備するのに、2、3ヶ月は掛かると思います。
プロに頼むことはもちろんできます。トータルで考えた場合、割とリーズナブルな価格で対応していただけることもあるかと思います。
ただ、これらの作業を通じて、一人の人間は非常に多くの部分で社会と繋がっていると改めて感じた次第です。
この文章が何かしらのお役に立てれば幸いです。
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